任意保険を選ぶ際に、年齢制限をどの年齢まで補償すればいいのか迷われている人も多いと思います。
任意保険の年齢制限は、「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」 「35歳以上補償」の5つの選択肢があります。
対象年齢が若くなるほど、交通事故を起こすリスクが高くなると判断されるので保険料が高くなります。
ちなみに33歳の私が、三井ダイレクトで見積もりを取ってみたら、30歳以上補償だと4万5千円程度ですが、全年齢補償で同じ内容で見積もりを取ってみたら11万円になりました。
年齢制限を全年齢→30歳以上に変えただけで、保険料が倍以上変わってしまうので、保険を選ぶ際は年齢制限をどの補償にするのかを慎重になって考えなければいけません。
年齢制限に友人や知人を考慮する必要は無い
契約者が20歳以下であれば、無条件で全年齢補償を選択することになりますが、私の様に30歳を超えたオッサンでも「部下や後輩が運転するかもしれないなー」と言う理由で、全年齢補償や21歳以上補償などで契約する人もいますが、それは大きな間違いです。
年齢制限に関係してくる人は以下の4パターンです。
- 契約者(記名被保険者)
- 契約者の配偶者
- ①と②と同居している親族
- ①~③の業務に従事中の人
契約者本人は当たり前ですが、その他には夫(嫁)や同居している親や兄弟、従業員などです。(親に関しては100%自分より年上なので気にする必要はありませんが・・・)
ですので、後輩や部下、友人や知人などが運転する場合は、年齢制限を考える必要はありません。
※特約で「本人限定特約」や「家族限定特約」を付けている場合は後輩であれ友人であれ年齢制限以前の問題で補償されませんよ・・・
どの条件を選択すればいいのか?
同居している自分より年下の親族(弟や妹、息子や娘など)が自分の車を運転する機会がなければ、自分の年齢をカバーできて尚且つ年齢の高い補償を選択すれば問題ないと思います。
24歳なら21歳以上補償、33歳なら30歳以上補償など。
逆に友人や後輩などが運転することは無いけど、同居している弟や娘などが運転することがある場合は、その親族の年齢制限に合わせるよりも、家族限定特約や子供特約に加入した方が保険料は抑えることができるでしょう。