事故有係数適用期間は3年。事故を起こすと更に窮地に

自動車保険には、ノンフリート等級と呼ばれる制度が存在し、等級が上がるほど保険料が安くなります。(保険料の割引率が高くなる)

最初に自動車保険を契約したときに6等級から始まり、1年間無事故(任意保険を使わない)であれば翌年に1等級アップし、事故を起こして任意保険を使えば、翌年から3等級(ノーカウント事故の場合は1等級)ダウンし、それに伴って保険料が上がる仕組みになっています。

ノンフリート等級に関しては「任意保険の等級が上がると保険料は下がる」を併せてご覧ください。

ノンフリート等級には盲点があった

ノンフリート等級の存在意義は「事故を起こす可能性が高い契約者の保険料上げて、可能性が低い人の保険料を下げる」という意図があります。

そうすることで保険料のバランスを保っています。

しかし、よく考えてみるとノンフリート等級には等級が同じであれば割引率(割増率)が同じなので、例えば16等級の人が事故を起こして翌年から3等級ダウンして13等級になるのと、これまで一度も事故を起こしたことがない12等級の人が翌年から13等級になるのとでは、どちらも同じ等級なので割引率が同じという現象が起きてしまいます。

事故を起こしたことがある人の方が、今後も事故を起こすリスクが高いのにこれだと何か矛盾してますよね?

これがノンフリート等級の盲点とも言えます。

そんなときに新しくできた「事故有係数」

そんなノンフリート等級の盲点を改善すべく、平成26年4月1日より「事故有係数」が導入されました。

事故有係数とは、簡単に言うと同じ等級でも事故を起こした人は保険料を高く、事故を起こしていない人の保険料を安くする制度です。

もう少し掘り下げていきます。まずはこの表をご覧ください。

1等級 -52% 11等級 40%
2等級 -26% 12等級 43%
3等級 -10% 13等級 46%
4等級 1% 14等級 49%
5等級 10% 15等級 51%
6等級 17% 16等級 54%
7等級 23% 17等級 56%
8等級 28% 18等級 58%
9等級 33% 19等級 60%
10等級 37% 20等級 64%

※SBI損保(2013年4月時点)

これは事故有係数が適用される前の割引率です。事故の有無を関係なく同じ等級であれば同じ割引率です。

等級 無事故係数 事故有係数
1 -64% -64%
2 -28% -28%
3 -12% -12%
4 2% 2%
5 13% 13%
6 19% 19%
7 29% 20%
8 40% 21%
9 42% 22%
10 44% 23%
11 46% 25%
12 48% 27%
13 49% 29%
14 50% 31%
15 51% 33%
16 52% 36%
17 53% 38%
18 55% 40%
19 57% 42%
20 63% 44%

※SBI損保(2015年4月1日~2016年3月31まで)

こちらは事故有係数適用後の割引率です。

では、説明していきます。

事故を起こして任意保険を使うと3等級(1等級ダウン事故の場合は1等級)下がるのはこれまでと同じです。

しかし、等級が下がるだけだとペナルティが弱いので事故有係数(ペナルティ)が加味されます。

事故有係数が適用される期間は、事故を起こして等級がダウンした分(3等級ダウンなら3年間、1等級ダウンなら1年間)になります。

このことを「係数適用期間」と呼びます。

同じ年で事故を複数起こした場合でも係数適用期間は最大6年間まで加算されていきます。

(係数適用期間内でも、無事故であれば等級は上がっていきます)

係数適用期間が終了すると元の無事故係数に戻ります。

例を挙げてみよう

安全運転がモットーの事故を起こしたことが無いA君と、スピード狂で事故を起こしたことのあるB君を例に挙げて考えていきましょう。

条件としては、

  • どちらも保険料のベースは年間10万円
  • A君は現在12等級
  • B君は現在16等級

A君は事故を起こしていないので次の年に13等級にアップします。

B君は事故を起こして任意保険を使ったので、次の年に3等級ダウンして13等級になります。

これまでの制度だと、A君とB君の等級が同じなので保険料も同じでしたが、事故有係数が適用されると割引率が変わってきます。

A君の場合

13等級の無事故係数は49%なので、次の年の保険料は「10万円×51%」=51,000円

B君の場合

13等級の事故有係数は29%なので、次の年の保険料は「10万円×71%」=71,000円

同じ等級でも2万円も保険料が変わることになります。

(事故有係数が適用される前だと、どちらも54,000円)

更にB君の場合は、3年間は事故有係数が適用されるので、3年間のトータルで見ると57,000円も差が出ることになります。

(A君は15万円、B君は20万7千円)

※A君もB君も今後3年間無事故の場合

 

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公開日: 2015年3月29日