自動車保険を契約する際にチェックしなければいけない項目をまとめてみました。
基本的にどの損保会社でも同じなので、これから初めて自動車保険を契約される方は参考にしてみて下さい。
(最低限の項目なので、具体的な補償内容は省いています)
- 車の状況
- 車の運転者
- 中断証明書の有無
- 車の型式
- 車の使用目的
- 運転者の年齢条件
1.車の状況
これから契約する車が「納車前」なのか「納車済」なのか。
納車前の場合は保険を開始する日、納車済の場合は納車日と保険を開始する日を記入します。
任意保険はあくまで任意なので納車日から必ず保険をかける必要はありませんので、納車日と保険開始日にズレがあっても大丈夫です。
2.車の運転者
自動車保険をかける予定の車を主に運転する方(記名被保険者)の名前を記入します。
ほとんどの方は自分の車の保険を契約すると思うので自分の名前を記入して下さい。
記名被保険者は対人・対物賠償保険、人身傷害保険の被保険者の範囲などを決めるための重要な項目になります。
3.中断証明書の有無
前に乗っていた車を手放したときに中断証明書を発行してもらっている場合は、等級が引き継げる可能性があるので保険料が安くなります。
4.車の型式
車検証に記載されている車の「型式」と「初度登録年月日」を記入します。
型式が分からない場合は、車名と発売年月日から型式を調べることも可能です。
5.車の使用目的
車の使用目的は「業務使用」「通勤・通学」「日常・レジャー」のいずれかから選択します。
業務使用
営業など仕事で定期的に車を利用する場合(年間を通じて週5日以上、または月15日以上)
通勤・通学
主に通勤や通学で定期的に車を利用する場合(年間を通じて週5日以上、または月15日以上)
日常・レジャー
上記二つに該当しない場合
保険料に関しては、業務使用が一番高くなり、日常・レジャーでは安くなります。
本当は業務で使うのに日常・レジャーを選択して保険料を安くしようと企む人もいますが、虚偽申請するともし仮に使用目的が実態と異なる場合で事故を起こしてしまったら、保険金の支払い対象外になる可能性があるのでキチンと申告しましょう。
6.運転者の年齢条件
運転者の年齢条件は保険料を左右する上で非常に重要です。
年齢条件の選択項目は、「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」「35歳以上補償」の5つの中から選択します。
補償の対象年齢が上がるほど保険料は安くなります。
運転者本人の年齢をカバーするのは勿論ですが、その車に乗る可能性がある人で自分より年齢が若い人がいる場合は、一番若い年齢に合わせた年齢条件を選択してください。
ちなみに、年齢条件の対象外の人が運転して事故を起こしてしまった場合、保険金は支払われません。
自分以外に家族しか運転することが無い場合は「家族限定特約」、嫁(夫)しか運転しない場合は「配偶者限定特約」をセットすれば保険料は安くなります。
最後に・・・
これらの項目は契約時に必ず必要になる項目なので、自動車保険を新規で契約する際はキチンと把握しておきましょう。
基本的な情報の記入が終れば、具体的な補償内容を決めていきます。