ひき逃げ事故の加害者が、「人とは思わなかった・・」とよく証言しますが、常識的に考えて本当に気付いていなかったのか?と疑問に思うことが多々ありますが、実際の所、本当に気付いていなかったのか?
まー、私自身ひき逃げ事故はおろか交通事故を起こしたことも遭ったことも無いので、体験談としてお話することはできませんが、人を跳ねた人の証言をまとめた結果を含めて自分なりに結論を出してみました。
有り得なくは無い
かなり曖昧な表現になってしまいましたが、時と場合により、本当に人と認識できない可能性があります。
まず、「そもそも跳ねた記憶が無い」という証言には無理があります。例え小さな赤ちゃんでも、人を跳ねてしまった場合はかなりの衝撃と、人を踏んでしまった場合の鈍く嫌な感触は必ず感じるものです。
次に、ゴミ袋などの物を跳ねたと証言した場合は微妙な判断になります。確かに夜中に街灯の無い細い道路を走行中に、何かを跳ねてしまった場合、まず「夜中にこんな人の通らない道に人なんているはずがない」と思い込み、「ゴミ袋かなんかを跳ねたんだろう」と錯覚してしまう可能性もゼロではありません。
しかし、街灯の無いような暗い夜道を走行していても、車のライトがありますので前は見えます(当たり前ですが・・・)
そもそも、そんな道を猛スピードで走行することは無く、スピードを出しても30キロ~40キロ程度です。そんな低速走行で前にいた人を気付かないと言うもの少々無理がある様に思います。
では最後に、北海道などの広大な地で、100km/h以上のスピードで走行中に道路脇から飛び出してきた人を跳ねてしまった場合はどうでしょう?
北海道でしたら道路の脇から、鹿などの野生動物が飛び出してくることも珍しくありません。人と動物を間違えたと言うのは、他の言い訳に比べると一番理に適っているかもしれません。